憲法9条とノーベル平和賞

14年ノーベル平和賞はマララさんら2人、知らせは学校で



核の傘に守られた憲法9条に、ノーベル平和賞の価値などあるのか。


誰も抱く疑問だろう。
そして、当然のように受賞はしなかったが、来年以降もまた候補に上げられる可能性はある。
参考:「候補」の敷居は低いノーベル平和賞(dragoner)
(結論がこの記事と被ってしまったけどまぁ。。)



万が一、憲法9条がノーベル平和賞を受賞するようなことがあると、強い危機感を抱かざるをえない。



2009年、オバマ大統領のノーベル平和賞受賞。
多くの人が疑問に思ったこの受賞には、混沌とする世界情勢の中、アメリカの動向をけん制する政治的思惑が見え隠れする。
実際そうかはわからないが、そう取られかねないタイミングだろう。



そして、2014年現在。
アメリカの、テロとの戦いイスラム圏との戦いは、激しさを増す。



万が一、憲法9条がノーベル平和賞を受賞するとき。
それはおそらく、憲法9条の理念が失われる可能性があるときか、又は解釈により、その理念が歪められるときだろう。
そして、日本の集団的自衛権行使、或いは戦争への参加によって、世界平和が後退する危機をはらむタイミングだと想像する。



背筋の寒くなる想像である。



それはそうと、世相を映すという意味でノーベル平和賞ノーベル賞中もっとも興味深い賞ではある。
パキスタンとインドは仲悪いし、イスラム武装勢力への牽制とも受け取れる、2014年の受賞ですね。