戦争と憲法9条について思う
NNNドキュメント「9条を抱きしめて〜元米海兵隊員が語る戦争と平和〜」
どんなに美化しても、戦争は悲惨なもの。
普通に生活している一般人の命を奪い、普通に生活していた人の心を壊す。
戦場に行かない一部の人の利害のために、戦場にいる多くの人との命と心と人生が破壊される。
特定の戦争が悪なのではなく、全ての戦争が悪なのであると。
それでも、人類が続く限り、戦争は無くならない。
戦争が無くなる世界を想像できない。
なぜかはわからない。
平和な日本に暮らしているのに。
なぜ、人類は戦争をなくすことができないのか。
どうしたら、人類から戦争を無くすことができるのか。
思考実験でしかないかもしれないけど、考え続けて行きたいと思う。
一つだけ、言えること。
今後も変わらずにそう思い続けたいこと。
憲法9条の是非を論じるのは重要な事だ。
思考停止して盲目的に9条を守るというのは浅はかなことだ。
時代は常に変化する。
それでも、
集団的自衛権の課題との永遠の戦いだとしても、
アメリカの核の傘に守られているからこそ存在し得るものだとしても、
憲法9条の持つ戦争放棄の理念は、人類の持つ憲法の中に生き続けてほしいと願う。
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