三年越しの恋
今年は久々に熱くなるドラフトでしたね。
毎年のように変わるドラフト制度。
あまり把握してないが、今年はアマチュアひっくるめて一度のようだね。
こっちが断然面白いでしょ。
ちょっと前の高校生と大学以上を別々にドラフトやるのって全くワクワクしなかった。
一位指名を将来を見据えた高校生をとりたいのか、
即戦力の大学生・ノンプロが欲しいのか、
競合してでもそんなの関係ない、球界のスターとなる逸材を獲りに行くのか、
各球団の強化したいポジションも違うし、その辺がドラフトの楽しみですよね。
(つっても最近はプロ野球あんま見てないからね〜。。w)
今年はちょいちょい甲子園も見てたので、ドラフトもぼちぼち楽しめました。
(つってもスポルトだけどなw)
今年の目玉は何と言っても、花巻東・菊池雄星☆
(すごい名前だ。。)
他にも甲子園を沸かせた、横浜・筒香、明豊・今宮(内野手指名)が一位指名。
そして我が長崎の選抜優勝右腕、清峰・今村も高卒としてはいつ以来だろう、一位で指名獲得。
(おぼろげな記憶としては10年弱前に、長工から無名で阪神あたりに投手が行ったような。。)
今やあまりプロ野球を見なくなった者の微かな楽しみは、(元)弱小楽天の躍進と、
元甲子園球児の名前をプロで見かけることだからね。
そして、忘れちゃいけない、今年のドラフトドラマは、何といってもホンダ・長野久義でしょう。
(いや、実際大学生・ノンプロって全然わかんないけどw 僅かな元甲子園球児しか)
2度の入団拒否を経て、ようやく巨人の指名を獲得。
外野手の(てかどこもだけど)選手層の厚い巨人に、そうまでして入りたい気持ちがさっぱりわからないが、
その間、腐らずに己を磨き、都市対抗優勝、自身も社会人No1外野手と呼ばれるに至る努力は、
全ての人が見習っていい姿勢だと思うね。
素晴らしい精神力だな〜。
そしてそれに応える原監督の演出。
ドラフト終えたその足で挨拶に行き、7番の名前入りユニフォームと熱い言葉。
原監督らしい男気溢れる粋な演出、かっこいいね。
野球少年なら一度はプロ野球選手に憧れるもの。
こんな歳になるとそれは昔の憧れから、尊敬すべき一つの「職業」という見方になるんだけど、
それはいつまでも夢を追い、限界に挑み、自身を磨き続け、
かつ、
多くの子供たちに夢や憧れを、大人に娯楽と希望を与え続ける、
栄光や挫折に満ちた、華やかでありながら厳しい、
そういう世界にかつて目指していたというノスタルジーを感じて魅了されるんでしょうかねぇ。
ん、でもそれはプロスポーツの世界じゃなくても・・・。
今年もたくさんのドラフト指名選手が、ふてぶてしいほどの大きな夢と、
自身への覚悟の言葉を口にしていました。
オレももっともっとやれるかな〜。