「世の人は 我を何とも言わば言え 我が成すことは 我のみぞ知る」

先週一泊だけ実家帰りしてきました。

祖父が亡くなりましてね。
まぁ長生きしてくれました。

まぁ人が亡くなると遺族は大変だぁね。
自分の葬式は別にやってくれなくてもいいかな〜、って思いましたw




まぁそれはさておき。

長崎空港の土産物スペースって、どこの観光地の土産物屋より楽しいよな〜って思うのは、
僕が長崎出身だからですかねw
愛着もあって、ってことでしょうかね。

以前よりスペースが狭くなってた気がするんだが、龍馬グッズが増えていたように思います。



日本人は皆須らく、程度の差こそあれ坂本龍馬が好きだと思うし、
高知県民が誇りを持って彼を愛しているだろうことは想像に難くありませんが、
長崎県民にとっても、彼は特別な存在なんです。

それは、日本初の株式会社と言われる海援隊の前身・亀山社中が長崎で誕生したわけで。
歴史がここで動いたんですよ!


だから、来年の大河で福山雅治坂本龍馬を演じるのは、長崎県民にとっては感慨深いものなわけですね。
なんか県民代表みたいに言ってるが、遠くズレてはいないはず。



幕末という一つの大きな時代の転換期。

歴史好き&変化が好きなちゃんぽんとしては、一番ワクワクする時代です。

それはムチャクチャ物騒な時代だとは思うけど、
幕府側も維新志士側も皆己の正義と日本の未来の為に、黒船襲来・開国という大変化の中で、
精一杯命の炎を燃やした時代なわけですよ。



そして今、維新と同じくらい(そこまで言うか?)の大変化の時代と言われています。



ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)



完全に梅田望夫氏に傾倒していますがw
ウェブ進化論のレビューとしてはこちらが最高です。読むのに遅すぎることはない!w)


これらの著書の中で彼はこのような言葉を綴っている。

「全てのWEBエンジニアはいま「産業革命前夜」のイギリスにいる」



この言葉がピンと来なければ、「幕末の維新志士」と置き換えてもいい。
日本人にはこちらの方が馴染みやすいのでは?どう?

新時代の為に命を賭けて戦うわけではないが、新しい時代を自らの手で作る可能性を孕むこの時代。

幕末には、祖国を憂い、使命感のみに駆られて維新を生き、死んでいった武士も大勢いただろうが、
龍馬はきっと、この変化の時代を楽しんで生きたに違いない。


「人間というものはいかなる場合でも、好きな道、得手の道を捨ててはならんものじゃ。」



福沢諭吉が、著書『文明論之概略』で披露したこのような言葉も、『ウェブ時代をゆく』で紹介しています。

「あたかも一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し。」


1つの体で2度生きたようだと、維新前後でそれほどの大変化があったということです。

そういう変化の波の一端を担えるかもしれない。

そう考えると、表現が多少大袈裟であれ、エンジニアとしてはワクワクしないわけにはいかないと思いません?

残念ながら今はWEBエンジニアではないけれど、その世界に行こうと思うのが摂理。




しかし、学生の就活の頃を考えると、まさかこんなことになっていようとはねw

ITとかエンジニアとか興味なかったのにね。

でもある意味で言えば想像の範囲内(かな?広くとればw)。

「今の自分が想像もできないような世界で、想像もできないこと考えて、想像もできない仕事してたいし、
多分そうしてる。」


こんな早いとは思わなかったけどね。

これからもそうありたいし、多分そうなるんでしょうね。




ウェブ時代をゆく』では、WEBによる大変化の時代を紐解くと同時に、
この変化の時代に「好きを貫いて生きる」ことの考え方を説いています。
というか考えて提示しています。


エンジニアでなくても、これからの変化の時代を生きる皆々様に読んでほしい一冊。
ウェブ進化論』を先に読むのがオススメ。




サザエさん症候群なんかにかかっている場合じゃないですよ。

明日からも、お仕事楽しんでいきませう。