政治家の質は、その国の民度を表す(中) 〜政府任せではなく、国民が沖縄への負担をお願いすべき〜

普天間問題でご飯もう一杯!w


沖縄、そして徳之島では、基地の反対運動が大いに盛り上がってる様が、メディアの報道から伝わってくる。大人は鳩山を罵り、子供達も基地反対を叫ぶその映像に、どこか欺瞞というか、作られたような嘘臭さを感じるのはオレだけだろうか。(最近すっかりテレビや新聞を斜に見てしまうようになった。。w)


GW。基地の町、横須賀出身の後輩と話す機会があった。「基地が無くなったら、あの街は経済的に成り立ちませんよ。」彼は笑ってそう言った。沖縄と横須賀が全く同じ状況だとは思わないが、経済的な面で言えばそう掛け離れたものではないと想像する。普天間辺野古の基地受入賛成派の主な主張はこの点だった。本当か否かハッキリとは知らないが、今日ニュースでチラッと、徳之島でも海兵隊の訓練受入賛成派がいるという。そして事実、辺野古のある名護市長選挙の結果は、基地反対派の稲嶺氏が勝利したものの大接戦であった。(両候補の主張を詳しく知っている訳ではないが、今回の選挙の争点は非常にわかりやすいものだったようなので。)



また、どこまで事実かは不明だが、実に興味深い記事を見つけた。
【揺らぐ沖縄】児童の安全より反対運動優先か 基地隣接の小学校移転

以下、一部抜粋

 当時、宜野湾市長だった安次富(あしとみ)盛信さん(79)によると、それまでも爆音被害に悩まされていたが、炎上事故を受け、小学校に米軍機が墜落しかねないとの不安が広がり、移転を望む声が地域の人たちから沸き上がったという。

(中略)

ところが、市民団体などから「移転は基地の固定化につながる」などと抗議が殺到した。安次富さんは「爆音公害から少しでも遠ざけ危険性も除去したい」と説明したが、市民団体などは「命をはってでも反対する」と抵抗したため、計画は頓挫したという。

 同市関係者は「市民団体などは基地反対運動をするために小学校を盾にし、子供たちを人質にした」と説明している。


普天間の基地移設のシンボルとなっている普天間第二小学校。なかなかアグレッシブな場所にあるが、これが一体いつ建設されたのか。1969年、普天間小学校の生徒数増加によって建設されている。(普天間第二小学校ホームページ)。隣接する普天間飛行場は、1945年に建設、1953年に滑走路が延長されている(但し、ソースはWikipedia)。基地の周りに生まれた経済圏に人が集まってきたわけである。


確かに、沖縄は日本の領土だ。日本に返せと言うのは正当な主張であるが、基地の後に人が増えたことを考えると、だったらあんたら引っ越しゃいいじゃん、と言ってみたくもなるもので。。
そもそも、基地に反対する人が、日本の安全保障をどう考えているのか、そもそも日本に基地が不要なのか、それとも地元じゃなきゃどこでもいいと思っているのか、その点非常に興味深い。(この辺りは原発の議論にも通じるところがある。)


個人的には、鳩山首相ほど勉強してないから自信を持って言えるわけではないが、近年の国際テロ、北朝鮮の驚異を考えた際に、やはり抑止力としての海兵隊が日本近辺にいるべきなんだろうなと思う。そして、最も負担を背負うのが沖縄であることも致し方ないかな、と、他人事のように思ってしまう。この問題、「鳩山ブレすぎ」「どこでもいいから早く決めろよ」ではなく、国民一人一人が、負担を被る地域に基地容認をお願いするくらいの気持ちを持つべきだと思う。どんな形で表現するかは難しいけど。ニュースのキャスターはでも、一人くらいそんな人が出てきてもいいんじゃないかなぁ。。クビになるかもしれんがw


沖縄、徳之島の皆さん、お願いします!!!


沖縄の負担軽減と基地の脅威の排除を唱える鳩山首相
基地の負担を分散するローテーション案、今日知ったけど、なかなか面白い案だよね。お金掛かりそうだけど。誰が負担するんだろ?
基地があることの脅威として、個人的に真っ先に思いつくのが、地元の少女が米軍の軍人に襲われるニュースなんだよね。これを公務外にある米国人への日本の法律の適用。日米地位協定の改正を是非行って頂きたい。


じゃ。