ワクワクのスイッチ

CEATEC JAPAN 2010に行ってきました。
いいッスね、ああいうのは。ワクワクさせてもらってきました。


目玉は・・・何だろね。秋から冬に掛けて売り出される最新のスマートフォン(Android)やタブレット型PCと、3Dテレビでしょうか。このへんが人も多かった気がします。個人的には全くもって3Dテレビに関心がわかないのですが。。
スマホタブレットは3Dテレビよりは興味をそそられますけど、何かがガラッと変わるわけではないですからね。触ったりもしてきたけど、ふーんと思って見てました。すぐに買おうと思うもんではないかな。電子書籍に興味あるけど、iPadやギャラクシータブ、ガラパゴスよりは、Kindleが欲しくなってきている今日この頃です。どっかで触れねーかなー。


今回はdocomo富士通にわくわくしてきました。
なにかなーって考えたとき思い浮かんだ、自分のわくわくのスイッチが2つ。

「未来を語る」
「生活のスタイルが変わる」

これだろうなー、きっと。


docomoの展示は総じて面白かった。これまであまり見たことないものだったからね。
興味をそそられたのは AR Walker

行列並んで実際付けてみた。視界の中にテレビの画面が浮かんでくる感じでナビしてくれたり情報をくれたりする。付け心地とか見易さとか耐衝撃性・安全性とか色々課題はあるだろうけど、これおもろい!スカウターだよw 電脳コイルは見たことないから見てみたいけど、コナンの追跡メガネだよ。セカイカメラとか使うのにわざわざ携帯かざさないと今使えないけど、メガネになると自然に動けるし、不審者とも思われにくくなるし、色々使い道増えそうだよねー。渋谷とかの居酒屋の客引きいらなくなるね。広告業界も注目だよ、きっと。
通販サイトの商品を実際に仮想で部屋に置いてみるMobile ARの参考出展もあったし(これは既に別の会社から出展されてるとか?)、ARの進化にはますます期待ですね。
大画面でのムービーで、2020年時におけるICTを用いた個人レベルでのグローバルな交流を描いていたし。こんなの弱いなーw


富士通も、人を認識してアクションを行うぬいぐるみロボットとか、電界通信とか(これもいろんな可能性を感じる。携帯端末ってまだまだ進化するのかなー)、携帯のコンセプトモデルとか。ちょっと斬新で楽しかった。富士通の真骨頂、インフラまわりでは、すごいなーと。スマートグリッドとか、お金ある大企業にしか出来ないんだろうなー。
コンセプトモデル、って言うのにワクワクするよね。まだ実用化には技術的・経済的に難しいけど、かっこいい、実現したら面白い、っていうの。


中小企業が真似できない大企業の武器の一つが、プロモーションの技法。いかにエンドユーザーに良いイメージを持たせるかということ。そこにお金を掛けられる強み。docomoすげー、とかってなるけど、彼らが企画・提案したものを実際にどこまで自分たちで実現してるのかなーって考えると、技術系の会社こそすごいなーって、もっと脚光浴びてもいいのになーって思う。でも技術だけ見ても面白みないんだよねw 魅せる、というのもメーカーの重要な機能であり、役割。そこが一番おいしい思いをしてるのは解せない気持ちもあるけれども。。w


あと、こういう展示会で面白いのは、なんかよくわかんない変なものがあること。
技術的には面白い、目の付け所も斬新、でも欲しいかというとちょっとなーというもの。未だキャズムを超えておらず、そして恐らく今後もキャズムを超えていくことは無いであろうモノw 即ち、完成度が低く実用的に洗練されていなくて市場には出ないだろうけど最先端の技術の粋を見れることも、こういった展示会の面白みじゃないかなー。
今回で言えば、折り畳みのダブルタッチパネル携帯とかw


ワクワクして生きたい。
ワクワクを作りたい。


そんじゃー。