東京2

大学入学と同時に、生まれ育った長崎から東京に来た。
特に都会に対して憧れも劣等感も持っていなかったし、実際住んでみて自分は田舎の方が合っているとも感じた。
だが、やはり帰省する度に都会の凄さのようなものを感じたものだ。
ひっきりなしに行き来し深夜まで動いている電車。数十メートルごとにあるコンビニ。
巨大な高層ビル群。果てしなく続く夜景。
便利で華やかな大都会だ。


今夏、東京からちょこっと離れて、改めて東京の偉大さを知った。
人が集まり、モノが集まり、最新・最先端の企画や展示やプロモーションが発信される熱い街だ。


休みの日に都心に目的を持って都心に出て行く機会が増えた気がする。
美術館に行ったり、展示会に行ったり、首都圏に住んでた頃はあまり行かなかったのに勿体無いことしてたなーと。
(まぁ去年までは、休日はラクロス中心だったからしゃーないっちゃしゃーないけど。。)


大事なモノは失って初めてその有難みに気付き、持っているモノは失って初めてその真の使い方を知る。
学生時代の時間とかね。
「若さ」の使い方なんかもそうなのかもしれない。
「若さ」というのは、ただそれだけで価値のあるものだから。


失くす前に、失くした時のことをイメージしてみたらいいかも。
イメージでしかないけどさ。



じゃ。