アイドルビジネス≠音楽ビジネス  混同しちゃいけない

AKB48が、シングルCDの初動売上の記録を塗り替えたそうです。

AKBがミスチル「名もなき詩」を抜き歴代シングル初動ランキング1位に!


(多分ミスチルファンを中心に)批判の声が多く、「CDを音楽で売らずに抽選券で売るなんて卑怯」みたいな意見も見かけた気がしますが、そんなに憤るものですかねぇ。
(なんかCDに抽選券ついてたらしいですよ。)



単純に「CDの売上」でしょ?
ビジネスなんです。如何に金稼ぐか、なんです。


「いい音楽」(これが何かオレ良く解らんけど)が沢山売れるわけじゃないし、沢山売れたから沢山の人に「認められてる」わけでもないしね。


ファンの人はお気に入りの曲にマイナーな曲を上げて「知ってる?マジいいよコレ。」なんてドヤ顔するくせに良く解らんです。


ちなみに「逆にミスチルの凄さを思い知った。音楽の良さだけでこんだけ売ったのはスゴイ。」的な意見もあって、オレは半ば同意だけど、なんかドラマの主題歌だったみたいだし(ドラマが売れたら主題歌も売れる。平均視聴率23.5%らしいけど高いのコレ?)、発売日が月曜日だからレコード店によっては金曜日に発売してて前週の売上もそのまま週の売上になったらしいし(Wikipediaより)、何より強力な桜井オタも沢山いるし、まぁ売上上げるのにオタクの力は無視できませんよって。AKBだけが特別じゃないわさ。



ソレが「音楽」かどうかわからんけども、アイドルビジネスでこの稼げない時代に記録的な売上作った秋元康、おそるべしです。
まぁ本屋でオマケメインの「本」が売られる時代ですからねぇ。
確かに「売られてる」のはCDじゃないけど、そもそもファンはCD目当てではないよね。付加価値つけて売るのもビジネスの手腕でしょう。すごー。


そして、涙目なのは桜井じゃなくて、食い扶持持ってかれたつんく♂じゃないかなぁ。。



次の展開としては新曲のダウンロードに抽選のIDを振って売りだすんでしょうかね。
その方が物理的な製造コストがカット出来て、売価もCDより安くなって利益率上がるんじゃないですかね。
AKBオタなら曲のダウンロードくらいできる年代でしょ。
同じ人が買いまくったCDが廃棄されるんじゃないかって懸念してる人の溜飲も下がるでしょうしね。
(捨てるなんてそんな頭悪いことせずに、古CD屋やオークションに出してるでしょうけどねー。)


しかし、同じ人が何度もダウンロードできる仕組みにしないといけないのがちょっと難なんですかねー。
不正請求とかってクレームつく可能性考えると、物理的に店頭で売る方がローリスクなのかな?



あと、グッズはライセンス料もガッポガッポだし、オタクは高くてもとにかく買い漁るので、美味しい商売です。
衝動買いもするみたいだから、コンビニなんかにも溢れてくんじゃないかなー。
(オレ、この辺の甲斐性というか物欲ないんでわかんないけども。)



ある意味注目ですw



あー、「ファン」と「オタク」がごっちゃになってるわ。
まーいーか。



じゃ。




(追記)
「メンバーの質下げて」 AKB総選挙CDに行政勧告
あーあ、なんでこういうのに役所が口出すんだろ。。
いーじゃん、経済効果あんだからさー。


…って思ったら虚構新聞だったw
しかし、アイドルグループに向かって質下げろ、って
これに対する回答が半ばホントなのかどーなのか。。