GOOD DESIGN EXPOに行ってきた

先日、GOOD DESIGN EXPO 2011に行ってきました。





もうおなじみのロゴですね。



最終日の午後から行ってきました。
出遅れた感満載。。
そして、ビックリするほど会場が広い。。
もっとじっくり時間かけて見たかったな。。



個人的には、『デザイン』はアートではなく『機能』だと思っている。
見た目はかっこいいけど使いづらくて実用的でないものはデザインとして優れているとは言えない。
かっこいいWebサイトも、重かったり何の情報がどこにあるのかわかりにくい構成であればそれは良いWebサイトとは言えない。



一番のお手本はダイソンだね。ダイソンの掃除機。
吸引力を損なわないサイクロン式の胴体をコンパクトにまとめ、溜めたゴミを隠さずに外部から見えるようにすることで掃除の成果を可視化する。ゴミを捨てるのも簡単。
デザインとしてとても美しいと思いませんか。
ダイソンの技術者は全員、デザインの研修を受けるそうです。
興味津々。



今回のGOOD DESIGN EXPOも、時間は短くて残念だったけど、非常に興味深かった。



これをこの形にするのっておもしろいね。
ここがこの形ってこういう意図があるのかな。
この形ってすごく手に馴染むね。
これにこの素材っていいね。
この場所にこれがあるのってすごく使いやすいね。
この形ってシンプルだけど、ここにたどり着くまですごい苦労したんだろうなぁ。
この外箱のプリントって、製品のイメージにぴったりだね。
…etc



ただ、見てて思ったこと。



これは、特に真新しいものが並んでいるのはなくて、自分たちの日常を見渡してみると目につくものばかりだということ。



ペットボトルの形。
食料品の外装。
食器の形。
クッションの素材。
携帯電話の形。
お酒のラベル。
文房具の形。
スマホカバーの素材。
ドレッシングの注ぎ口の形。
…etc



古いものから新しいものまで。
或いは、それらの融合。
カタチあるものには意味があるし、時代によって変化する。



日常のいろんな所に作った人の工夫があって、細かいところに開発メーカーのノウハウが詰まってる。
そんなことを意識して見ていたら、もっと日々楽しいし、インスピレーション得られるんじゃないかな。



そんなことを気づかせてもらったいいきっかけになりましたとさ。



いい加減ウェブデザインくらいは勉強せんとな。。
(そしてあまりいい例が思いつかなくて残念だった。。)


バイバイ。

東京テレポート駅ナカに突如出現したリアルガチャピン(もちろんムックも一緒)。