ほんのすこーし…

子供と二人で毎日過ごしてた時


読んだ。
すごくやるせなくなった。


ふいに、昔、若いお母さんがネグレクトで子供死なせた事件を思い出した。
正確には、この事件に対して自分が抱いた感情を思い出した。
残してた気がしたので探してみたらあった。


それは、なんだか他人事とは思えないような気がしたから… - My Great Journey



うん、なんか、近い。。





はじめのリンクのお母さん。
すごく生々しい。
子育てはしたことないけど、なんとなーく、わかる気がする。


ものすごく酷い出来事があったわけでも、ものすごく痛い思いをしたわけでもない。
ただ、何か満たされない毎日がえんえんと続いていくこと。
これが永久に続くんじゃないかと思わされること。
どうあがけばいいかもわからず、誰にも理解してもらえない。
それでも自分には責任があるから、放棄することも逃げ出すことも許されない。


ツライよなぁ。。


傍目から見たら、彼女はわりかし恵まれているようにも見えただろうしね。
子育ての辛さなんて、誰だって通る道。
そう思われるものなのだろうし。
拡大家族の頃は、まだ支えてくれる人、教えてくれる人、アタれる人が近くにいたから幾分良かったかもしれないけど。





こんなとき、きっと些細なことが、その人を追い詰めてしまうのかもしれない。
うどん屋の一人目のおじさんのように。
何気なく言ったことが、言った方はすぐに忘れてしまうようなことが、その人にはすごく重たく残ってしまうかもしれない。


でも、きっと些細なことが、人の心を救ってくれるんじゃないかな。
うどん屋の二人目のおじさんのように。
ほんの少しの優しさが、その人をものすごく勇気づけてくれるのかもと。


下村早苗さんにも、二人目のおじさんみたいな人がいたら、もしかしたら、もしかしたら…





もし仮に自分が結婚して子供が出来たときに、自分が嫁さんを追い込まないように。
一生懸命、二人の子供を育ててくれている嫁さんの心を、支えてあげられるように。
できたらいいなぁ。。





疲れてるとき、
寂しいとき、
心細いとき、
後ろ向きなとき、
人には誰でもそんなときがかならずあるから。
そんな誰かに対して、ほんの少し、その人の気持ちを想って、
ほっとしてもらえることができれば、と思う。





正直、自分は人間関係めんどくさがりで、一人でいるのが好きだし楽なんだけど。。
でも、だからこそ。
孤独と一人は違うから。違う気がするから。
自分がしてもらって嬉しかったことを。
ほんのすこーし、ね。





じゃ。