2012年 夏 北陸

2011年は四国に行き、今年は北陸に行ってきた。
(うーん、昔のエントリを見返すのはちょっと恥ずかしいね。。)



名古屋経由で、ちょっと後悔してるけど福井をスルーして(東尋坊だけ寄り道して)とりあえず金沢へ。
能登半島に行こうと思ったけど断念して、富山市へ。
魚津に泊まって黒部渓谷で自然と温泉を堪能して、新潟は直江津上越市)泊。
東京周りで帰ってくる4泊5日の一人旅。



一人旅お決まりのノープラン。
最初の行き先と行き方は出発前日に決めて、後は行きながら考える。
移動しながら、時には目的地に着いてからどうするか考えなければならないし、混雑時はホテルや特急列車がとれなかったりと苦しい面もあるけど、やはりこの予定不調和というか、あまり調べもせずに突っ込んで面白いモノ探して見つけたときの驚きが、一人旅の醍醐味ですね。
誰かと一緒となると事前に予定を立てなきゃいけないし、自由度もどうしても下がる。
やっぱ一年に一回くらいは一人旅したいね。



しかし今回は結論から言うと、一人じゃないほうが楽しめたかなーと。
北陸で堪能したのは、海鮮と地酒。
東尋坊で食べたウニと甘エビはホントに旨かったし、ノドグロ、バイ貝、ゲンゲといったその地でしか食べられないものを食し、毎日地酒を飲んでた。
一人旅のネックは食事時が一人なこと。
共有できる人がいたら、もっともっと楽しめたかなー、という旅でした。



黒部渓谷はトロッコにのって自然の中の開放的な露天に入ったり天然足湯に浸ったりして新鮮で楽しかったけど、去年のような感覚にはならなかったかな。
印象的だったのは、石川県の駅でついぞ自動改札を見かけなかったこと(金沢駅でも駅員が改札で切符見るんだぜ。。)と、富山駅界隈で、若者が遊ぶような繁華街が見当たらなかったこと。
飲み屋街はあるんだけど、子供はどこで遊ぶのか。。
地方都市だなー、と感じたね。駅と離れたとこに中心地があるのかな??
あと、路面電車で20分ほども行くと、すっごい田舎な雰囲気が味わえること。
平屋ばっかの街並みの中に、ちっこい商店みたいなスーパーがあって昼には近くの漁港で朝穫れた魚が並ぶ。しかも安い!



あと、金沢にも富山にも、町中に駐輪場が点在する形式のレンタサイクルがあって面白かった。
登録して基本料金を払い、自転車をレンタルすると、次の駐輪場に停めるまで30分はタダ。30分超えると課金。
30分以内なら何度借りても基本料金だけ。これ、一日貸し出しっぱなしより効率的かなーと思ったんだけど、施設の整備とかもコストかかりそうだし、どうかなー。目的地行くにも、まず駐輪場探さなきゃいけないのが意外と面倒だったり。
でも面白い制度だった。



北陸の地酒は辛口が多いみたいな話で、調べてると確かにそうで、金沢では辛口しか巡り会えなかったんだけど(どちらかと言うと甘口の方が好き)、富山と新潟では旨いのを見つけて堪能して来ましたよ。
特に「勝駒」って富山のお酒がむちゃくちゃ旨かったんだけど、酒屋に置いてないし、新潟の飲み屋ではママ(?)さんも知らないっていうし(新潟は圏内だけで種類相当あるから圏外は知らねーのかな)、後で調べると希少みたいですねー。。
居酒屋で見つけたら飛びつくお酒が増えましたよ、っと。(あんのかな。。)



冬は豪雪地帯なので北陸観光は難しいやね。涼しい季節に新潟を地酒巡りの旅は魅力的だなー。
福井で海鮮も、今回行かなかったし魅力的。
今度は海鮮と日本酒が好きな人と一緒にまた行きたいですな。



じゃ。



金沢が舞台の小説。
その場所を知ってるのと知らないのではやっぱ違うね。
あーあそこね、って風景想像しながら読むのは楽しい。

ボトルネック (新潮文庫)

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