おみやげにも安定なんか求めない

Cerveza por favor!(セルベッサ ポルファボール!)



はい、スペイン語のお時間です。
この言葉は覚えておいた方が良いですよ。
ほとんど毎日使います。



意味は英語で「Beer please!」
ね?
さぁ、それではご一緒に。


Dos cerveza por favor!!」
生中二つ!!(Dosは「2」)










前回に引き続き、旅行について。
今回のスペイン旅行、1週間も仕事を休むので、同じ部署の人にはなんかそれなりのお土産買っていかなきゃかなぁ、とか思ってて。
空港で買うありきたりのチョコレートなんてものに興味はないので、Barcelona(バルセロナ)でスーパーに行き、地場のものを探すことに。




でもお土産抜きにしても、外国のスーパー楽しいよね。
日本とは形が違うトマトやピーマン、1〜2ユーロで売ってるボトルワイン、缶ビールも1ユーロしないし、物価やす!
オリーブオイルなんかバケツみたいなので売ってるし、生ハムも豪快に腿を吊るしてある。
おもしろー。



あ、生ハムのパックが1ユーロで売ってる!これ一人一つでいーや。
てことで、Jam〓n Serrano(ハモンセラーノ)他、生ハムと、チームのみんなにはこれも激安のパテ(ハムとかサーモンとか)。
日本じゃこんな安くないよねー(ほくほく)。
しかし重かったんだぜ!!




世界三大ハム!!」とか「今夜のお酒が楽しみ」って言って喜んでくれる人がいる一方で、
「なにこの得体の知れないモノ??(パテ)」という人も。
ま、好き嫌いや嗜好は人それぞれ。
自分の知らないものには好んで手を出さない人も、Made in Indonesiaの安定感あるチョコレートが好きな人もいるのです。
お土産は、もらう人の立場で選ばないと意味無いですね('A`)マンドクセ
でも、普段はなかなか手に入らないモノ、とりあえず食べてみればいいと思うな(・∀・)







海外旅行に好んで行く人は、体験に安定を求めません。(危険を好むという意味ではなく)
そもそもお金と時間をかけて国を出て外国へ行くというのは、日常では出会えない新鮮な体験を求めます。
それは楽しいこともしんどいことも、おいしい食事もそうでない食事も、その地独特のモノを求めて海を渡るのです。
インドのひよこ豆カレーが不味いことも、韓国のトッポギが辛すぎることも、全て旅の醍醐味であり、その地でしか味わえないことなんです。



マクドナルドの期間限定商品、インドメニューのゴールドマサラを食べました。
旨かったです。肉が旨い!
でも、インドの味ではなかった。
だってオレ、インドでマサラの利いたマックのハンバーガー食べたもん。
辛くはないけどマサラ独特の風味がかなり利いてて、まさにインドのハンバーガーって感じ。
日本に来た外国人がてりやきマックバーガー食うと、きっと同じような感想を持つんだろうなー。



これが、現地でしか味わえない体験です。



スペインのパエリア、思ったよりも油が多くて水気があって、結構塩っ辛い。
ボリューミーでどっかりきます。旨いのもそうでないのもあったけど。
しかし、このロブスターのパエリア(雑炊風)は絶品!!激旨やったで。。(ピント合ってない。。)



旅する上で、ただ美味しい物を食べるのではなく、現地の人が普段食べている味を食してみるのも貴重な体験で楽しい。
そういう意味では、安いチェーン店で食事をすることも悪くないと思っている。
銀座の高級寿司より、餃子の王将吉野家が、日本人庶民の味ではないでしょか。





ちょっと話がそれた。。




日本は世界一豊かな国だと思う。
豊か過ぎる。
先人達が築いてくれた社会の中で、世界中のおいしい物が食せて、高度なインフラの中で快適な生活が送れる。
途上国に生まれた人には手の届かないようなね。
でも一歩そこから飛び出すと、日本では体験出来ないことにたくさんたくさん触れることが出来る。
楽しい…!



灼熱の太陽のもとのサングリア、最高よ…!!(日本酒なんて昼間っから飲む気なんねーから!)




だから、おみやげも出来れば日本で味わえないもの、その地ならではのもの、その地なら日本より遥かに安く手に入るプチ贅沢品を送りたいし、送られたら興味本位で手を出してみたらいいと思うな。
たしかに外国の美味しくないお菓子には閉口するけれどー。。



でも、日本で安定のクオリティを享受したい人も、また別の分野にワクワクする人もいるのです。
こういう考え方を、人に押し付けたりしないようにしないといかんのやろねー。。





Ciao!!
(自分で思うけど、似合わねーなオレ。。)