仕組みを変えることの意義

久々に飛行機に乗って里帰り。
繁忙期を避けると安いし落ち着いて動けるし、いいですね。


さて、ANAのEチケットで搭乗したんだけど、かなーりペーパーレスに近づいたかと。
それでも使い勝手はすごーーーく悪い。
というお話。


ANAのEチケットは、事前に搭乗手続きをすること無く、保安検査場通過時にスマホQRコードをかざすだけで搭乗手続きができる、というもの。
搭乗の時にも(検査場通過時の紙ではなく)スマホQRコードをかざす必要があるけれど。(これがまた面倒くさいのは後述。)


以前は、自分で印刷する必要が無いだけで、空港で搭乗手続きしてチケットの発行をしないといけなかったし、保安検査場通過時にまた紙が出てきて、搭乗する際にまた紙が出てくる、という状況だった。


三枚!
ムダ!!


今は、紙の発行が保安検査場通過時の1枚だけ。
搭乗手続きせずに保安検査場直行は結構便利。
チケット発行するのに並んだり、遠くの航空会社のカウンターに歩いたりするからね。
今回荷物預けなかったからその辺がどうかはわからんけれども。


しかし、、、
このQRコードを表示するのが、かなーーーーーり面倒くさい。


手順。
予約時に受けたメールのリンクからANAのサイトを開くと、ログイン画面。
ANAマイレージカードなんて持ち歩いてないし、会員番号とか知らない。
ログインできない場合、飛行機の便名と予約番号を入力、画面遷移して、クレジットカードの下四桁を入力(これは本人確認かな)、画面遷移してようやくQRコードを表示!


・・・しかし!!!
時間が経つと(画面をロードすると)ログアウトして再入力を促される!
はじめからやり直し!!


そもそも国内線の本人確認なんて元がザルなんだから、厳重にする意味ないのよね。。
メールのリンクからQRコードを直接開けばいいのにと、Eチケットを使う全ての人が思うでしょう。
会員番号とログインパスをつないでハッシュした値か、便名・予約番号・クレジット下四桁をつないでハッシュした値をハッシュした値をgetで渡すくらいでいいんじゃないかと。。


いや、技術的な話はどうでもいいんだけどさ、、、
使い勝手を考えないと、サービスとしては意味ないなー、と思いました。
やっぱり紙を印刷してきてる人が殆どだったもん。
コスト的に、ここを頑張る必要性をそう感じていないんでしょうね。
紙を少し減らしたくらいで、そこまで節約はできないのでしょう。


この辺の利便性向上はまだまだ先のようだけど、何のために仕組みを変えるのか、その辺を見失ったらやる意味ないなーと思った出来事でした。